令和3年7月13日

 7月15日、インドネシアにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、約100万回分の新型コロナウイルス・ワクチンがインドネシアに空輸される予定です。

 これに先立つ6月29日、日本政府はインドネシア政府とワクチン贈与に関する書簡の交換を行いましたが、本件はその一部をなすものです。7月1日にインドネシアに到着した約100万回分と合わせて、合計約200万回分をインドネシアに贈与することになります。

 今般のワクチンの贈与により、インドネシアにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与することが期待されます。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。

 7月12日現在、インドネシアにおける新型コロナウイルス感染状況は、累計感染者数256.8万人、死亡者数6.7万人。5月以降、断食明け祝祭の休暇に際しての人の移動の増大等により感染者が急増。新規感染者は6月下旬以降1日2万人を超え、7月12日現在、1日4万人を超える高水準。ワクチン接種回数は5,140万回で、インドネシア政府が必要とする回数(3億6,000万回)の14.3%程度に留まっている。