令和3年7月12日

チャールズ・リチャード米戦略軍司令官と肘タッチを行う、茂木敏充外務大臣の様子

表敬時の記念撮影の様子

リチャード米戦略軍司令官による茂木外務大臣表敬の様子

 7月12日、午後4時から20分間、茂木敏充外務大臣は、訪日中のチャールズ・リチャード米戦略軍司令官(Admiral Charles A. Richard, Commander, U.S. Strategic Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、リチャード司令官の訪日を歓迎し、戦略軍の提供する拡大抑止は日本の安全保障にとって必要不可欠である旨述べた上で、日米同盟はインド太平洋の平和、安定、繁栄の礎であり、今後米国で進められる安全保障政策に関する各種の政策レビューについて、今後とも日米でしっかりとすり合わせを行い、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に繋げていきたい旨述べました。
  2. これに対し、リチャード司令官から、日米同盟は地域の平和と安定の礎であり、戦略軍司令官としてこの地域の安定に向けた日米の努力を強化する考えである、また、新たな脅威に対応するために、情報保全やサイバーセキュリティが重要である旨述べました。
  3. このほか、双方は、中国や北朝鮮といった地域の安全保障環境及び拡大抑止政策に関する意見交換を行いました。