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2021年7月8日

7月8日(木曜日)、梶山経済産業大臣は、ジャーベル・アブダビ国営石油会社(ADNOC)CEO兼産業・先端技術大臣との間でTV会談を行いました。

会談では、本年1月に経済産業省とADNOCとの間で締結した燃料アンモニア及びカーボンサイクルに関する協力覚書にも言及しつつ、水素・アンモニア分野における両国間の協力について議論しました。また、梶山大臣から、日本は化石燃料のクリーンな利用を含め、アジアの多様かつ現実的なエネルギートランジションを支援していく方針であることを説明し、10月に開催予定のアジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合の場などを通じ、両国間で緊密に連携していくことで一致しました。
会談後、梶山大臣は、日本企業及び政府機関(INPEX、JERA、JOGMEC)とADNOC間の燃料アンモニアに関する共同調査契約(JSA)(※)の署名式に立ち会いました。こうした案件の具体化を通じ、今後の燃料アンモニア分野における二国間協力の加速化が期待されます。

※燃料アンモニアに関する共同調査契約(JSA)
・アブダビにおいて天然ガスからアンモニアを製造し、製造時に発生するCO2はEOR(原油増進回収法)に利用することより、CO2排出量を抑制した低炭素アンモニアを日本に輸送する事業の事業化可能性調査(F/S)の開始に向け、INPEX、JERA、JOGMEC及びADNOCの4者間で締結するもの。
・F/S実施にあたってのスケジュール、費用分担、管理体制等について、当事者間で確認するためのもの。
 

会談の様子


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署名式の様子

担当

資源エネルギー庁 資源・燃料部

石油・天然ガス課長 早田
企画官:渡邉
担当者:稲垣、児玉

電話:03-3501-1511(内線 4641~6)
03-3501-1817(直通)
03-3501-8563(FAX)

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