令和3年6月21日

 6月21日、午前11時から昼食会を含め約2時間、韓国・ソウルにおいて、北朝鮮に関する日米韓協議が実施されました。同協議には、船越健裕アジア大洋州局長、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び魯圭悳(ノ・ギュドク)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が出席しました。また、船越局長は、キム特別代表及び魯本部長との間で、それぞれ意見交換を行いました。

  1. これらの機会を通じて、三者は、最近の北朝鮮情勢について意見交換を行うとともに、米国の政策レビューの結果を踏まえた今後の方針を綿密にすり合わせました。
  2. また、三者は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化の実現に向け、引き続き、日米、日韓、日米韓で緊密に連携していくことで一致するともに、関連する国連安保理決議の完全な履行の重要性についても確認しました。
  3. 船越局長から、キム特別代表及び魯本部長に対して、拉致問題について、引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。