令和3年6月16日

 6月16日、午後4時から30分間、茂木敏充外務大臣は、リム・ジョクホイASEAN事務総長(H.E. Dato Lim Jock Hoi, Secretary General of ASEAN)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 茂木大臣より、ミャンマー情勢に関し、ASEANリーダーズ・ミーティングにて発表された「5つのコンセンサス」の迅速かつ着実な実施が必要であり、先週、エルワン・ブルネイ第二外相やルトノ・インドネシア外相とも意見交換した旨述べました。これに対しリム・ジョクホイ事務総長からは、自身のミャンマー訪問の結果を含め、ASEANとしての取組について説明がありました。
  2. 茂木大臣から、今後任命されるASEAN特使の活動への支援やミャンマーへの人道支援を含め、ASEANの取組を日本として引き続き後押ししていくこと、また被拘束者の解放が重要である旨述べ、双方は、ミャンマー問題への対応に関し、今後も緊密に連携していくことで一致しました。
  3. そのほか、双方は、日ASEAN友好協力50周年を迎える2023年に向けて、日ASEAN関係を更なる高みへ引き上げるべく連携していくことを確認しました。