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プレスリリース

FAO総会において「みどりの食料システム戦略」を世界に発信

令和3年6月15日
農林水産省

6月15日(火曜日)、「農業と食料システムの変革~戦略から実践へ」をテーマに同14日から開催されている第42回FAO総会において、各国政府代表の演説が行われました。
我が国政府を代表し、葉梨農林水産副大臣が、先月策定した「みどりの食料システム戦略」を中心に、持続可能な食料システムの構築に向けた我が国の政策展開やFAOへの期待と連携などについて発信しました。

1.第42回FAO総会

FAOの最高意思決定機関であり、2年に1回開催される会合です。今回は初のオンラインで開催され、全世界167を超える加盟国から代表が参加しています。

総会の様子総会の様子

FAOのロゴマーク:FIAT PANIS 「人々に食べ物あれ」
FAOのロゴマーク

2.我が国の政府代表演説

日本政府を代表し、葉梨副大臣から、「農業と食料システムの変革」のためには、生産だけでなく、調達、加工、流通、消費を含めたシステムアプローチが重要であることを踏まえ、以下の我が国の取組を世界に向けて発信しました。
(ア) 食料サプライチェーンの各段階において、食料・農林水産業の生産性向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定。イノベーションによる課題解決の観点から、アジアモンスーン地域の国々との共同研究や連携等を進めていく
(イ) 食料システムサミットの成果を東京栄養サミット2021に継承するとともに、栄養改善の課題解決のための国際的な取組を推進する
(ウ) Covid-19後の世界の食料サプライチェーンの強靭化(FAOと連携した行動指針の検討) 、世界農業遺産を活かした地域の活性化を推進する

ビデオメッセージによる政府代表演説が多い中、リアルタイムで行われた葉梨副大臣の演説に対し、屈FAO事務局長から画面上で「いいね!」のサインが示されるなど、多くのFAO加盟国の代表が熱心に耳を傾けていました。

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