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会見発言記事
武田総務大臣閣議後記者会見の概要
令和3年6月8日

冒頭発言

おはようございます。
私の方からは、今日はございません。

 

質疑応答

NTTが設置した特別調査委員会による調査報告

問:
  接待問題を巡り、NTTの特別調査委員会が報告書を公表しました。大臣の受け止め並びに総務省としての今後の対応をお伺いします。
答:
  昨日、NTTグループ経営陣と総務省幹部等との会食について、同グループが設置した特別調査委員会による調査報告と、それを踏まえた同グループの対応が公表されたことは承知していますが、その内容についてお答えする立場にはないと考えています。
  また、総務省が行った調査においては、NTTグループとの会食も含め、倫理規程違反の疑いのある会食について事実関係の確認を行い、その結果に基づき関係する職員の処分を行ったところです。
  このような事態を二度と起こさないように、しっかりとコンプライアンスを徹底的に確保し、組織体制を立て直し、国民の信頼回復に努めてまいりたいと考えています。

情報通信行政検証委員会の報告書(第一次)

問:
  関連で、金曜日に総務省の第三者委員会が出した報告書についてお伺いします。その中で、職員が自己正当化することによってルールが守られなくても仕方がないと考えてしまうような状況があるという指摘がされています。こんな状況ですと、再発防止策をせっかくとっても、また同じような問題のある行動が繰り返されるのではないかという指摘がありますが、これについての大臣の受け止めと、実効性のある再発防止策に向けた今後の対応をお願いいたします。
答:
  ご指摘のとおりであろうと思います。許認可の持つ重みというものを、改めてそれぞれが認識していかなくてはならないと思います。
  国民の信頼を回復するためにも、全てを見直す覚悟で組織の立て直し、信頼回復に今後とも努めていきたいと考えています。

Beyond 5G推進コンソーシアム

問:
  Beyond 5Gの研究開発で、日本のコンソーシアムとフィンランドの組織が連携するようですが、大臣の受け止めと期待をお願いします。
答:
  これは非常に喜ばしいことと思っています。
今回、協力覚書を交わした6G Flagshipは、フィンランド政府、また世界的な通信機器メーカーであるノキア社などが推進する、研究開発、イノベーションに取り組む官民のプロジェクトであります。
  私としても、この両国の有力な関係者の連携体制が構築されることで、共同研究等を通じて、具体的な成果が創出されるように期待しておきたいと思います。

特例郵便等投票法案

問:
  郵便投票法についてお伺いします。間もなく成立する見込みということですが、受け止めと、周知期間の短さが問題と指摘されていますが、どう対応されるかお聞かせください。
答:
  国民の重要な権利に結びつく問題でありますので、しっかりと国会で審議されることを、私としても望んでいます。
答:
  会見を終了します。

大臣の動画はこちら(YouTube)

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