令和3年6月2日

 6月2日、日本政府は、コンゴ民主共和国におけるニーラゴンゴ火山の噴火被害に対し、同国政府からの要請を受け、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント、ポリタンク、浄水器等)を供与することを決定しました。

 日本としては、人道的観点及びコンゴ民主共和国との友好関係に鑑み、被災者の方々を支援すべく緊急援助を行うこととしたものです。

[参考]
 コンゴ民主共和国では、5月22日(現地時間)、同国北キブ州ゴマ市近郊においてニーラゴンゴ火山が噴火し、溶岩流の流出により、死傷者を含む多数の被災民と物的被害が生じた。国連人道問題調整事務所によると、被害は死者31名、行方不明者216名、被災者約21,000名、焼失した家屋3,629棟に上っている(5月26日時点)。また、現地では地震が続いており、23万人以上が避難している(6月1日時点)。