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プレスリリース

「森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話」共同声明が公表されました

令和3年5月31日
農林水産省

4月15日(木曜日)、28か国が参加して「森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話」(※)閣僚級円卓会議第一回会合がウェブ会議形式で開催されました。参加国・機関から持続可能な方法で生産された農産物の市場拡大を目指した取組が紹介され、我が国は野上農林水産大臣のステートメントを実施しました。
今般、本会合で議論がなされた、FACT対話を推進するために各国が協力することを宣言する共同声明が5月27日に公表されました。

1.森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話

令和3年4月15日(木曜日)、「森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話」(※)閣僚級円卓会議第一回会合がウェブ会議形式で開催され、参加した28か国の閣僚級及び関係機関の長等が、持続可能な方法で生産された農産物の市場拡大を目指した取組について紹介しました。
5月27日、本会合で議論がなされた持続可能な方法で生産された農産物の市場拡大に向けて各国が共に協力することを宣言する共同声明が公表されました(我が国を含む23か国が承認)。

(※)森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話とは
気候変動枠組条約COP26(本年11月)の議長国である英国が主催する、COP26に向けて持続可能な貿易と開発を促進しつつ、各国が森林減少を削減するための行動について、グローバルなロードマップに合意することを目指した国際的な対話。

2.共同声明のポイント

共同声明のポイントは、FACT対話において、以下の原則に従って協力することに合意したことです。

a. パートナーシップ
b. シナジー
c. 主権
d. 協力及び援助
e. 参加
f. 国際的なコミットメントの尊重

3.我が国の対応

我が国からは、4月15日に野上農林水産大臣のステートメントを実施し、「みどりの食料システム戦略」の策定に向けた取組を紹介するとともに、本対話の下の活動の方向性について提言を行いました。我が国としては、今般、共同声明の内容が持続可能な方法で生産された農産物の市場拡大に向けた取組を行うという点で「みどりの食料システム戦略」をはじめとする我が国の政策の方向性と合致することから、共同声明を支持することとしたところです。

添付資料

野上農林水産大臣ステートメント(令和3年4月15日)(PDF : 128KB)
「森林、農業、コモディティ貿易(FACT)対話」の下での協力の原則に関する共同声明(英文(PDF : 125KB)/仮訳(PDF : 167KB))」

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