(令和3年5月21日(金)9:14~9:25 於)復興庁621会議室)

 

1.発言要旨

  冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)おはようございます。よろしくお願いいたします。

 福島県内で先月4月に凍霜害、霜による農作物の被害が広がりまして、昨日の県の統計で、25億円を超える被害額が出ているということが分かりました。福島のJAの方々が先日農林水産省に支援の要望に伺った際に、農水省としては、復興庁と連携して福島県農林水産業再生総合事業を本年度予算に計上しているんですけれども、こちらを使った支援を検討したいというふうに副大臣から回答がありました。

 県のほうのその被害状況の調査がまとまったことを受けまして、復興庁として対応を考えているようでしたら、お考えをお聞かせください。

(答)大変申し訳ございません。私もこの件について詳しい報告を受けておりませんけれども、今のお話でしたら、私どもで早速農水省と連絡を取らせていただきまして、できる限りの支援をさせていただきたいということで考えております。

(問)18日の昼に菅総理と昼食を一緒に食べられたということで、既にぶら下がりにも応じてくださっているようなんですけれども、昼食を一緒に取られるようになった経緯と、あと具体的にどのようなやりとりがあったのか、またそれを受けてどのような指示を職員の方にされたのか。お聞かせいただければと思います。

(答)総理との昼食は、その日の朝、私どもの秘書官室に電話をもらいまして、今日お昼空いていたら食事をどうですかということでお受けさせていただいたと、こういうことでございます。時間はちょうど12時から大体三、四十分だったと思いますけれども、いろんな話題。もともと総理は同期、当選同期、平成8年に小選挙制が始まった第1回生でもありまして、その間、特に当選した直後はいろんな仕事を一緒にやったわけで、そういったような思い出話とか。それから総理のほうから特に処理水のことについてはいろいろとご苦労いただいていることがあり、いずれにしろ国民の皆さんのご理解、ご協力なくしてこのことはできるわけではないので、そのことにしっかり取り組んでまいりたいということでございました。

 その他、いろんな諸々の話題が出まして、今申し上げましたように三、四十分で終わったわけですけれども、私の印象では総理は極めてお元気だなということでございまして。ただ総理は、ともかく感染の対策に非常に気を使っておられると。よく総理が詳しく言っておられましたけれども、食事、はす向かいに座って、それで1対1で食事するわけですけれども、総理がお話しになるときは、私と話すときは、そのたびにマスクをされるんです。私はもう食事しているときだから、もう一旦外して、もうそのままやろうかなと思ったんですけれども、総理はずっと1回ごとに食事して、それであと話をするときはマスクを付けて話をして、またマスクを取って食事をされる。

 改めて何でだろうと思ったら、総理が言われるには、要するに食事のときにマスクをしないで話をする、そのときの罹患率というか、相手がもし感染していた場合にうつる確率というのは85%なんだと。福井県の知事さんが、そういったようなことをお話しされたということでございまして、そういったことで大変にそこは几帳面に1回ごとにやっておられたなと。そこは強く印象に残っております。

 いずれにしましても、一番大きなのは処理水の問題でございまして、それについては私のほうで職員の皆さんにその処理水については、実際に放出するまでに時間がありますけれども、やっぱり理解と協力。ですから、そのための私たちの風評対策、これにしっかりと取り組むことが必要だよということを強く申し上げさせていただきました。 

   (以  上)

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