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令和2年度地方財政審議会(3月26日)議事要旨

日時

令和3年3月26日(金)10時40分~11時15分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委  員) 堀場 勇夫(会長)  宗田 友子  植木 利幸
       野坂 雅一  星野 菜穗子

(説明者) 自治財政局調整課 課長補佐  川畑 充代
 

議題

 令和3年度文部科学省予算等について

 今回の議題は、令和3年度文部科学省予算等について、説明を受けるものである。

 

資料

説明資料

要旨

 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な内容)
○ 新JIS規格対応の机が現状で約半数となっているとのことだが、教育のICT化に対応した机の整備については各団体において取組状況の格差があるのではないか。総務省としてどう考えているのか。
→ 総務省としてもGIGAスクール構想を踏まえ、今後新JIS規格対応の机の整備が進むと考えたため、地財措置を講じることとしたが、そのタイミングは各団体において適切にご判断いただくものであり、机を更新する際に切り替わっていくのではないかと考えている。

○ 文部科学省としてGIGAスクール構想は今後どのように進めていくことを考えているのか。
→ 今年度末時点で98%程度の団体において1人1台端末環境が整備される見込み。来年度を文部科学省においては、GIGAスクール元年と位置付け、本格的に始まる年と位置付けている。端末は整備の目途がたったが、実際運用してみてどうかということと、デジタル教科書やデジタル教材の扱いや費用負担の在り方などの検討を踏まえて次の動きが見えてくると思われる。

○ 小学校の35人学級に伴う施設整備に係る財源はどうなるのか。
→ 学校環境改善交付金で新増築であれば国費1/2、地方負担について地財措置を講じている。文部科学省としては、5年の間に児童生徒の数が減少するため、ある程度自然減で飲み込める範囲があると考えているようだが、都市部は追加の施設整備が必要になると考えられる。

○ 少人数学級に伴う教職員の増や、少人数学級に伴う施設整備に係る国費の額が増えていないこともあり、注視しなければ、地方負担も増える可能性がある。
 

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