令和3年4月27日

ビデオメッセージを発出する宇都外務副大臣

 4月27日、午後0時(日本時間)から国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の第77回総会閣僚級会合がオンライン形式で開催され、宇都外務副大臣が我が国首席代表として参加し、ビデオメッセージを発出しました。

宇都外務副大臣は、新型コロナウイルスにより、世界の人々の命・生活・尊厳が脅かされる中、アジア太平洋地域において「よりよい回復」を実現するには、人間の安全保障の考えに基づき、一人ひとりの保護とエンパワーメントを推進することが重要であると訴えました。

また、我が国によるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進や、グリーン社会の実現に向けた気候変動分野の取組について紹介し、SDGsが達成された、しなやかで強靱な、経済と環境の好循環のあるポスト・コロナの時代の実現に向け、ESCAPや地域の関係者と連携していく旨述べました。

[参考1]ESCAP総会

 ESCAPは国連経済社会理事会の下部機構の5つの地域委員会の1つであり、アジア太平洋地域の経済社会開発に係る協力の推進が任務。毎年4月頃に年次総会が開催され、本年は4月26日から29日にかけて「アジア太平洋地域における協力を通じた危機からのよりよい回復」をテーマとして、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の多岐にわたる課題についての討議やサイドイベントが開催される。

[参考2]宇都外務副大臣ビデオメッセージ(PDF)別ウィンドウで開く