令和3年4月26日

写真撮影

会談

 4月26日、17時20分から約30分間、宇都隆史外務副大臣は、石川雅恵国連女性機関(UN Women)日本事務所長による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1.  宇都副大臣より、女性活躍推進は菅政権においても引き続き重要課題の1つである、新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来から存在していた女性や女児の脆弱性が一層浮き彫りになったが、それだけ女性活躍推進の重要性が注目されるようになったことでもあり変革の機会ともなり得る、今後もUN Womenとの協力を具体化させていきたい旨述べました。
  2.  石川日本事務所長からは、UN Womenが中心となって展開している「平等を目指す全ての世代のためのフォーラム」に関し、3月末に宇都副大臣から「ジェンダーに基づく暴力」の行動連合への参画表明があったことに対して謝意と連携・協力への期待が表明されました。

[参考]「平等を目指す全ての世代のためのフォーラム」
 1995年の第4回世界女性会議に際して採択された北京宣言・行動綱領以降のジェンダー平等の実現と女性のエンパワーメントの推進に向けた取組の実績を振り返るとともに、行動連合を形成して取り組みを一層強化することを目的とした運動。UN Women、フランス及びメキシコが主導している。行動連合は、(1)ジェンダーに基づく暴力、(2)経済的公平及び権利、(3)身体的自立及び性と生殖の健康と権利、(4)気候正義のためのフェミニスト行動、(5)ジェンダー平等のための技術及び革新、(6)フェミニスト運動とリーダーシップの6つの分野に分かれ、日本は(1)の「ジェンダーに基づく暴力」に参画することを決定している。