令和3年4月13日

 4月13日(現地時間同日)、マダガスカル共和国の首都アンタナナリボにおいて、我が方、伊藤賢穂在マダガスカル共和国日本国大使館臨時代理大使と先方テヒンジャザナリヴェル・ジャクバ・A・S・オリヴァ外務大臣(H.E. Mr. TEHINDRAZANARIVELO Djacoba A.S.Oliva, Minister of Foreign Affairs)との間で、2017年7月24日署名・交換済みの無償資金協力「アロチャ湖南西地域灌漑施設改修計画」(30億4,800万円)について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工期延長等の事情から、贈与の限度額を32億2,600万円に変更することに関する書簡の交換が行われました。

  1. この協力は、アロチャ湖南西地域の灌漑地区及びその上流域において、灌漑施設を改修することなどにより、対象地域における灌漑用水の供給を改善することで、コメ生産性の向上を図り、もって貧困削減及び経済成長に寄与するものです。
  2. 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、農業振興支援を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。

 マダガスカル共和国の面積は約58.7万平方キロメートル(日本の約1.6倍)、人口は約2,697万人(2019年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は520米ドル(2019年、世界銀行)。