令和3年4月1日

  1. 本年開催予定の第9回太平洋・島サミット(PALM9(パームナイン))については、昨年2月に、三重県志摩市での開催を発表したところです。
  2. その後、参加予定の太平洋島嶼国との間で調整を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で日本と太平洋島嶼国の間の移動に大きな制約があること等から、現時点では大多数の首脳の訪日が困難な見通しです。
  3. こうした状況を踏まえ、開催時期及び開催方式について総合的に検討した結果、三重県及び志摩市にも御理解を頂いた上で、第9回太平洋・島サミットは、本年6月28日の週にテレビ会議方式で実施することを決定しました。
  4. 太平洋島嶼国は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現の観点からも極めて重要な地域です。日本は、20年以上にわたり、太平洋・島サミットを通じて太平洋島嶼国との絆を育んできました。今回のサミットにおいても、新型コロナウイルス対策や気候変動等、太平洋島嶼国地域が直面する喫緊の課題を取り上げ、パートナーシップの一層の強化につなげていく考えです。

 太平洋島嶼国地域が直面する様々な問題について、首脳レベルで率直に意見交換を行い、地域の安定と繁栄に貢献するとともに、日本と太平洋島嶼国のパートナーシップを強化することを目的として、1997年から3年に1度開催されている首脳会議。