令和3年3月30日
農林水産省

~「日本茶と暮らそうプロジェクト」3月30日スタート~

農林水産省は、今年の新茶シーズンの本格化を控えた本日(3月30日)より、公益社団法人日本茶業中央会等の関係団体と連携し、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減少しているお茶の消費拡大を図るため、様々な暮らしの中でお茶を楽しむ「日本茶と暮らそうプロジェクト」を始めます。

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1.趣旨

新型コロナウイルス感染症拡大等の影響により、新茶イベントの中止、観光需要や葬儀用など業務用需要が減少し、令和2年産の茶は生産量、売上額ともに大きな影響を受けました(令和元年と比べて荒茶生産量は▲15%、一番茶の売上額は静岡県▲20%、鹿児島県▲17%など)。
一方で、巣ごもり需要により家庭でのリーフ茶の消費量や輸出は増加し、お茶の販売促進施策の実施により、茶の在庫量も減少傾向にあるなど、本年の新茶シーズンに向けた明るい兆しも見られているところです。
このような背景を踏まえ、農林水産省は、公益社団法人日本茶業中央会等の関係団体と連携し、「日本茶と暮らそうプロジェクト」として、様々な暮らしの中でお茶を楽しみ、消費拡大につなげる取組を実施します。

2.取組

(1) 本年の新茶シーズンに向け、公益社団法人日本茶業中央会が中心となって、お茶の消費拡大を図るためのロゴマークを作成しました。
(2) ロゴマークを活用し、農林水産省「お茶のページ」内に特設サイトを開設するとともに、農林水産省公式Facebook、Twitter、BUZZ MAFF等を通じ、茶産地や茶業関係団体による新茶イベント等の情報発信を実施します。
(3) 国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業等を活用し、茶の販路拡大に向けた施策を推進します。
 

ロゴマーク「日本茶ぐらし」

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「日本茶ぐらし」のコンセプト:日々の暮らしのなか、様々なシチュエーションで日本茶とほっこりする時間をイメージ

ロゴマーク「新茶前線北上中」

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「新茶前線北上中」のコンセプト:桜前線のように日本全国を北上する、各産地の新茶シーズン(旬)をイメージ

添付資料

お茶の消費動向等について(PDF : 447KB)
「日本茶と暮らそうプロジェクト」チラシ(PDF : 1,365KB)

お問合せ先

生産局地域対策官室

担当者:山平、加治木
代表:03-3502-8111(内線:4845)
ダイヤルイン:03-6744-2117
FAX:03-3502-4133

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