令和3年3月29日
農林水産省
農林水産省
農林水産省は、令和3年3月26日(金曜日)、アメリカ合衆国(以下「米国」という。)カリフォルニア州からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を講じました。
1.経緯
米国カリフォルニア州の生鳥市場において、低病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の発生が確認された旨、米国家畜衛生当局から情報提供がありました。
2.対応
米国家畜衛生当局の通報を受け、本病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和3年3月26日(金曜日)、米国カリフォルニア州からの家きんの初生ひな及び種卵、家きん肉等、家きん卵等の輸入を以下のように一時停止しました。
【家きんの初生ひな及び種卵】
カリフォルニア州全域
【家きん肉等、家きん卵等】
カリフォルニア州の発生場所から半径10km以内の区域
※発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。
(参考)米国からの生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入実績
2018年 | 2019年 | 2020年 | |
生きた家きんのひな(羽) | 171,041 | 105,438 | 43,621 |
(日本の総輸入量) | (514,381) | (467,051) | (338,032) |
家きん肉等(トン) | 19,126 | 18,293 | 13,491 |
(日本の総輸入量) | (1,088,481) | (1,092,944) | (1,021,235) |
家きん卵等(トン) | 9,361 | 7,770 | 8,964 |
(日本の総輸入量) | (26,747) | (25,843) | (23,218) |
出典:財務省「貿易統計」
※ 米国農務省(USDA)発表の統計(2020年)によれば、米国の総生産量に占めるカリフォルニア州の割合は、鶏肉については約3.3%、卵については約3.5%。
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:沖田、村井
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385