環境省・新着情報

令和3年3月16日

再生循環

「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』シンポジウム」を開催いたしました。

東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から10年が経過することを契機として、令和3年3月12日(金)・13日(土)に実施した、「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』シンポジウム」に関して、13日(土)の「『福島、その先の環境へ。』シンポジウム」の実施結果をお知らせします。

1.実施背景及び概要
 環境省では、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から10年が経過することを契機として、「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』」をテーマに掲げ、これまでの環境再生事業の10年を振り返るとともに、令和2年8月に福島県と締結した「福島の復興に向けた未来志向の環境施策に関する連携協力協定」を踏まえ、若者をはじめとする県内外の方々とともに、福島の風評払拭や復興に向けた未来志向の環境施策への理解醸成に資する取組を行っております。
「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』シンポジウム」は、この取組の一環として、若者をはじめとする県内外の方々と福島の未来に向けたメッセージを発信することとし、令和3年3月12日(金)・13日(土)で開催いたしました。なお、本シンポジウムは一般社団法人LOVE FOR NIPPONと協働での実施となっております。
2.参加方法
 オンライン参加のみ
※ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ(福島会場)と環境省(東京会場)をオンラインで繋ぎ、無観客で開催
3.主催

 いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」シンポジウム実行委員会※

※環境省や(一社)LOVE FOR NIPPON 関係団体を構成員としている団体
4.開催プログラムと登壇者
「福島、その先の環境へ。」シンポジウム
<第1部> 10:00~12:00
○環境再生事業の振返り環境再生事業の実績や県外最終処分等、今後の課題などを説明。説明者:環境省担当官○ふくしま未来100 人会議 みんなで考える福島の未来「ふくしま未来100 人会議 みんなで考える福島の未来」では、パネリスト5名に加え、福島県民の方とオンラインでつなぎ、環境の観点から福島の未来を語るセッションを実施しました。東日本大震災直後に10 年後の未来をどのように想像していたか振り返りながら、震災から10 年の時を経た今考える30 年後の未来や、未来に向けて今から自分にできることを語っていただきました。
<第2部> 14:00~15:00
○基調講演 テーマ:「福島の復興と再生可能エネルギーの利用促進」第2部の基調講演では、飯舘電力株式会社 顧問・会津電力株式会社 取締役会長の佐藤彌右衛門氏に「福島の復興と再生可能エネルギーのちから」をテーマとして、福島第一原子力発電所事故後に再生可能エネルギーに取り組んだ背景や、飯舘電力株式会社の創設の経緯、これからの再生可能エネルギーの展望についてお話いただきました。○「復興と再生可能エネルギー」プレゼンテーション
<第3部> 15:00~16:30
○いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジ・アワード表彰式表彰式では、中学生部門、高校生部門、高専生・専門学生・大学生部門の3部門から選出された最優秀賞:環境大臣賞、優秀賞:福島県知事賞、優秀賞:福島県教育委員会教育長賞、特別賞、入賞の受賞者をプレゼンターが表彰しました。受賞者は以下を御確認ください。
http://www.env.go.jp/press/109288.html
○トークセッションいっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジ・アワードの環境大臣賞受賞作品の朗読と、「30 年後の未来に向けてできること」をテーマにした受賞学生たちとの意見交換を実施
※本シンポジウムの関連資料、及びオフィシャル素材(写真・映像)は以下よりダウンロードいただけます。http://dentsupr.jp/3bnwfoD
※シンポジウムの詳細は以下のサイトに近日中にアップいたします。・「福島、その先の環境へ。」サイトhttp://shiteihaiki.env.go.jp/fukushimamirai/sonosaki/
4.参考
・いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」シンポジウムの開催についてhttps://www.env.go.jp/press/108798.html(令和2年12 月15 日発表)http://www.env.go.jp/press/109101.html(令和3年2月16 日発表)(続報)http://www.env.go.jp/press/109244.html(令和3年3月8日発表)(第3報)
・「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジ・アワード」の開催についてhttp://www.env.go.jp/press/108697.html(令和2年11 月27 日発表)https://www.env.go.jp/press/108901.html(令和3年1月12 日発表)(続報)
・「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジ・アワード」の受賞者の公表について

http://www.env.go.jp/press/109288.html

連絡先
環境省環境再生・資源循環局特定廃棄物対策担当参事官室(指定廃棄物対策チーム・対策地域内廃棄物チーム)
代表 03ー3581ー3351
直通 03-3581-2788
参事官 則久 雅司
参事官補佐 和田 紘希 (内線 7805)

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