令和3年3月9日
農林水産省

令和2年11月25日の福岡県及び兵庫県における高病原性鳥インフルエンザ発生以降、両県で生産又は処理された家きん由来製品の輸出を一時停止しておりましたが、香港当局との協議が終了し、両県の家きん由来製品について、令和3年3月9日より、香港向けの輸出を再開しました。

概要

令和2年11月5日の香川県における高病原性鳥インフルエンザ発生以降、輸出相手国・地域との間において、地域主義の適用について合意し、非発生県からの家きん由来製品の輸出を継続してまいりました。
今般、福岡県及び兵庫県において、防疫措置完了から3か月を経過し、香港当局に、両県の高病原性鳥インフルエンザに関する清浄性が認められ、両県からの家きん由来製品の輸出再開に合意しました。
このため、香港向けについては、令和3年3月9日より、動物検疫所において輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開しました。
輸出一時停止中のその他の発生県についても、早期の輸出再開に向け、協議を進めてまいります。

<2020年の輸出額>
香港向け鶏肉:14.9億円(総輸出額20.6億円)
香港向け鶏卵:44.6億円(総輸出額45.9億円)
出典:財務省「貿易統計」

<過去の経緯>
令和2年11月5日:日本全国からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和2年11月6日:香川県以外で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
令和2年11月25日:福岡県及び兵庫県からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和3年3月9日:福岡県及び兵庫県で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開

参考

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:沖田、木村
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385