2021年3月3日

資源エネルギー庁に設置されている省エネ基準に関する審議会(注1)において電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめました。

「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(昭和54年法律第49号)」に基づく電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな基準エネルギー消費効率(省エネ基準)については、資源エネルギー庁に設置されている省エネ基準に関する審議会において、令和元年6月より審議を行ってまいりましたが、令和3年2月15日の審議会を経て、本日、「電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準に関する報告書(注2)」を取りまとめました。

電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯器)の新たな省エネ基準の概要

  • 目標年度:2025年度(令和7年度)
  • 対象機器:電気温水機器(CO2を冷媒とする家庭用ヒートポンプ給湯機)
  • 基準エネルギー消費効率(省エネ基準):以下の表のとおり
区分名 想定世帯 貯湯缶数 貯湯容量 仕様 目標基準値
A 少人数 一般地 3.0
B 寒冷地 2.7
C 標準 一缶 320L未満 一般地 3.1
D 寒冷地 2.7
E 320L以上
550L未満
一般地 3.5
F 寒冷地 2.9
G 550L以上 一般地 3.2
H 寒冷地 2.7
I 多缶 一般地 3.0
J 寒冷地 2.7 

※現行の基準年度(2017年度)の実績値と比較し、約5%のエネルギー消費効率の改善を見込む。

(注1)総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会 エアコンディショナー及び電気温水機器判断基準ワーキンググループ
(注2)総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 省エネルギー小委員会 エアコンディショナー及び電気温水機器判断基準ワーキンググループ 電気温水機器の取りまとめ

関連資料

担当

省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー課長 江澤
担当者:神取、赤沼

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