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バングラデシュでの日系企業インフラPPP事業 新たに1候補案件を選定
~我が国の質高インフラ投資実現に向け、バングラ政府と継続的な取組を確認~

令和3年2月25日

国土交通省は、バングラデシュ人民共和国PPP庁と「第4回日バングラデシュ・ジョイントPPPプラットフォーム会合」を24日に共催し、選定済4案件の進捗を確認すると共に、新たに国道5号線ナビナガール・パチュリア改良・運営事業を日系企業による事業実施を前提として協議する案件として選定することに合意しました。
 

  • 国土交通省では、バングラデシュ人民共和国を今後のインフラ関連企業にとっての有望市場のひとつと捉え、2017年6月に同国PPP庁との間で覚書を締結し、両国の政府間協力のもと、再開発や有料道路等のインフラPPP事業の形成に取り組んでいます。

 

  • 第4回会合では、2018年6月の第2回会合で選定済みの4プロジェクトにつき、両国の実務担当者が検討の進捗状況や今後の取組方針につき報告を行うと共に、新たにバングラデシュ側から提案のあった国道5号線ナビナガール・パチュリア改良・運営事業を日本企業によるPPP事業化に向けて検討を進める案件として選定しました。

 

  • また、更なる案件の選定について、バングラデシュ側関係省庁も交えて議論を行いました。

 

  • 本プラットフォームで選定されたプロジェクトは、プロジェクトの案件化の検討に加わった日系企業が優先交渉権を持つこととなり、日系企業による海外インフラPPP事業への更なる進出が期待されます。

 

  • また、本会合を前に、野村国土交通審議官が、アフマド・カイカウス・バングラデシュ首席首相補佐官と同月22日に会談を行い、PPP事業推進に向けた更なる連携の強化や支援について議論しました。

 
 1.日時・場所
   令和3年2月24日(水)14:00-16:35/オンライン

 2.主な参加者
  (1)日本側(96名)
     国土交通省 野村 国土交通審議官、天河大臣官房審議官、
     伊藤駐バングラデシュ大使、早川JICAバングラデシュ事務所長、
     企業関係者(25社) 等
  (2)バングラデシュ側(55名)
     首相府 サルマン・F・ラフマン民間産業・投資担当首相顧問、アフマド・カイカウス首席首相補佐官、
     スルタナ・アフロズPPP庁長官、シャハブッディン・アーメド駐日大使
     道路交通・橋梁省、鉄道省、民間航空観光省、ダッカ都市交通公社、道路・高速道路庁、
     ダッカ都市交通調整庁、バングラデシュ国鉄、民間航空庁 等

 

         
 
          
 
     ▲第4回プラットフォーム会合の様子          ▲アフマド・カイカウス首席首相補佐官との会談の様子
 
      【参考】選定済みのPPPプロジェクト(別紙参照)
      ・カムラプール複合交通ターミナル(MmTH)及び周辺再開発
      ・チョットグラム~コックスバザール高速道路整備
      ・ダッカ外環状道路
      ・ダッカMRT2号線
      ・国道5号線ナビナガール-パチュリア改良・運営(今回選定)

添付資料

報道発表資料(PDF形式)

報道発表資料2(PDF形式)


お問い合わせ先

国土交通省不動産・建設経済局国際市場課 美谷島(びやじま)・杉村(すぎむら)
TEL:03-5253-8111
(内線24623、24627) 直通 03-5253-8280 FAX: 03-5253-1575

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