令和3年2月25日
農林水産省

~令和2年度第2回グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会全体会合を開催~

農林水産省は、3月1日(月曜日)に、令和2年度第2回グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)推進官民協議会全体会合を開催し、海外市場の中で成長著しい中国市場、とりわけEC市場の現状や今後の展開について意見交換を行います。
今回の会合は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、WEB会議形式で行います。

1.概要

  農林水産省は、拡大し続ける世界の食市場(2030年には1,360兆円、2015年比1.5倍)に対し、日本がこれまで培ってきた生産性・安全性の高い農業、高品質コールドチェーンなど、生産から消費に至る高度なフードバリューチェーン技術とノウハウを、どのような形で海外展開できるかについて、企業コンソーシアム形成の観点も踏まえ、横断的な課題毎及び地域毎に部会等を立ち上げ、取組を推進しています。
  今般、グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)推進官民協議会全体会合を開催し、新型コロナウイルス感染症が発生する以前から成長著しい中国市場をテーマとして、その現状と今後の可能性、特に急速に拡大しているEC市場について、その変遷や今後の展開、我が国からの越境ECの取組などについて紹介し、我が国食産業が中国を始めとする海外におけるEC市場へ参入する際の参考として頂く予定です。会合の冒頭では、GFVC推進官民協議会代表の深川由起子早稲田大学政治経済学術院副学術院長による基調講演も予定しています。
  詳細については、下記問合せ先までお願いいたします。

2.開催日時及び方法

日時:令和3年3月1日(月曜日)13時30分~16時00分
方法:WEB会議(Zoom)形式

3.議題

1  開会の挨拶
2  基調講演【ポスト・コロナの中国消費市場と電子取引】
3  中国進出企業等からの現地状況の報告
(1)中国におけるECと輸入品市場の現状
(2)中国ECにおける最新トレンドとその事例
(3)海外でのECを実施している事業者からの事例紹介
4  委託事業「COVID-19によるGFVCへの影響分析調査(中国)」の中間報告
5  農林水産省や公的機関等が有するGFVCの取り組みを支援する予算・枠組みの紹介
6  二国間政策対話・官民ミッション等の結果報告及び令和三年度のGFVC推進官民協議会の活動予定
7  閉会の挨拶

4.報道関係者の皆様へ

 取材を希望される方は、お申込みの際にその旨を併せて記載ください。当日、接続先のURLをメールで送付いたします。オンラインで傍聴ください。 
【申込方法】
  電子メールにより、以下の申込先に御氏名(フリガナ)、御連絡先(電話番号、FAX番号又はメールアドレス)、職業・勤務先・所属団体を明記の上、お申込みください。 
<電子メールによるお申込先>
 gfvc_maff@maff.go.jp
【申込締切】
  令和3年2月26日(金曜日) 12時00分必着です。

5.参考

<議事要旨について>
 今回の議事要旨は会議終了後に次のURLで公開いたします。
 また、これまでの会合の議事要旨についても、同じURLで公開しております。
 グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)推進官民協議会
https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokkyo/food_value_chain/gfvc.html

<グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)推進官民協議会について>
   国内外にわたる農林水産物・食品の生産から加工・流通・消費に到るフードバリューチェーンの構築を通じた日本の食産業の海外展開に、産学官が連携して取り組み・推進するため、2014(平成26)年に立ち上げられました。これまでにASEAN、アフリカ、インド、豪州、ロシア、中南米の計6つの地域別部会及びIT農業やコールドチェーンなど計8つの分野別研究会が開催されています。
  令和元年12月には、今後5年間の取組方針を定めた「グローバル・フードバリューチェーン構築推進プラン」を決定し、日本の技術やノウハウを活かしたフードバリューチェーンの構築に取り組んでいます。

お問合せ先

大臣官房国際部国際地域課

担当者:古川、丸山
代表:03-3502-8111(内線3511)
ダイヤルイン:03-3502-8058
FAX番号:03-5511-8773