宮崎県における高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内35、36例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

環境省・新着情報

令和3年2月9日

自然環境

宮崎県西諸県(にしもろかた)郡高原町(たかはるちょう)で回収された野鳥死亡個体における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内35、36例目）を受けて、鹿児島県が野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

１．調査日
令和３年２月１日（月）
２．調査結果

宮崎県西諸県郡高原町の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内35、36例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある河川等３か所において、鹿児島県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

（参考）野鳥緊急調査で確認された鳥類（鹿児島県霧島市周辺）

検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（別紙参照）。

※検査優先種以外の鳥類では、ヒヨドリ、メジロ及びハシボソガラス等が確認された。

３．今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。

【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）
添付資料