令和3年2月3日

(写真1)署名する大江博駐イタリア日本国特命全権大使とジルベール・F・ウングボIFAD総裁

(写真2)署名を交換する大江博駐イタリア日本国特命全権大使とジルベール・F・ウングボIFAD総裁

 2月3日(現地時間同日)、ローマにおいて、大江博駐イタリア日本国特命全権大使とジルベール・F・ウングボIFAD総裁(H.E. Mr. Gilbert F. Houngbo, President of IFAD)との間で、IFAD日本連絡事務所開設に係る書簡の交換が行われました。

  1. IFAD日本連絡事務所は途上国における飢餓及び貧困を削減するため小規模農家に投資する重要性を啓発するために設置することを目的としており、開設されれば世界で4か所目の連絡事務所となります。
  2. この書簡交換は、主にIFAD日本連絡事務所職員が我が国で円滑な活動を行うための取決めを確認するためのものです。
  3. IFADは食料不足や栄養不良、農村地域の貧困といった困難な課題に取り組むための日本の重要なパートナーです。IFAD日本連絡事務所の設置によって、我が国とIFADとの間の緊密な協力が更に促進されるとともに、貧困・飢餓撲滅等のSDGs達成に向けた活動が加速されることが期待されます。

 1977年に設立された国連専門機関(事務局本部はローマ)。現在177か国が加盟(我が国は1977年に原加盟国として参加)。主にアフリカ、アジア等の開発途上国に対し、融資や無償資金供与を通して、持続可能な農業開発を促進・支援している。