令和3年1月27日

国連平和構築基金ハイレベル増資会合における宇都外務副大臣ビデオ・メッセージの発出1

国連平和構築基金ハイレベル増資会合における宇都外務副大臣ビデオ・メッセージの発出2

1月26日、国連平和構築基金(United Nations Peacebuilding Fund: PBF)ハイレベル増資会合がオンライン形式で開催され、日本からは宇都隆史外務副大臣がビデオ・メッセージを発出したところ、結果概要は以下のとおりです。

  1. この会合では、平和構築分野における支援のニーズが新型コロナウイルス感染症の影響も受けて増大する中、同分野における資金調達の在り方やPBFが果たす役割の重要性について各出席者から発言があるとともに、各国から、PBFへの支持や財政的コミットメントが表明されました。
  2. 宇都外務副大臣はビデオ・メッセージにおいて、日本の平和構築に向けた取組について触れ、平和の持続のためには国際社会全体による努力が必要であること、また、平和構築基金が紛争から平和への移行の橋渡しができる、他に類を見ない枠組みである旨を述べました。
  3. その上で、宇都外務副大臣は、平和の持続に一層貢献する観点から、日本として平和構築基金に対し、同基金の「2020年-2024年戦略」の期間に、1000万ドル規模の拠出を目指すことを表明しました。