令和3年1月29日
農林水産省

農林水産省は、令和3年度の国家貿易によるバター及び脱脂粉乳の輸入枠数量について、バター6,400トン及び脱脂粉乳750トンを設定します。

1.バター及び脱脂粉乳の需給状況   

バターは、新型コロナウイルス感染症による学校給食の停止や生クリーム需要の低下により、飲用向けや生クリーム向けの生乳をバターに仕向けたことから生産量が増えた一方、外食需要や土産物需要が減退したことから、令和2年12月末の在庫は3万5千トン(前年同月比49%増)と高水準となっています。
脱脂粉乳は、バターと同様に生産量が増えた一方、健康意識の高まりにより、はっ酵乳の販売が一時好調となり消費が上向いたもののその後落ち着いたことから、令和2年12月末の在庫は8万2千トン(同19%増)となっています。

2.輸入枠数量

バター   6,400トン
脱脂粉乳   750トン
(5月及び9月にその時点の状況を踏まえて検証を行います)

3.スケジュール

独立行政法人農畜産業振興機構は、今回設定した輸入枠数量を分けて、基本的にバターは毎月、脱脂粉乳は需給状況に応じて輸入入札を実施します。

4.参考

令和2年1月31日付けプレスリリース「令和2年度のバター及び脱脂粉乳の輸入枠数量について」
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/200131.html

お問合せ先

生産局畜産部牛乳乳製品課

担当者:松本、三原
代表:03-3502-8111(内線4930)
ダイヤルイン:03-6744-2127
FAX番号:03-3506-9578