令和3年1月28日
- 外務省は、2月18日及び19日、国連調達に関するオンラインセミナーを開催します。
- 外務省は、国連をはじめとする国際機関による調達への日本企業の参入促進を目的に、平成27年から国連ビジネス・セミナーを開催しています。今回は、参入に関心がある日本企業を広く対象とし，国連事務局活動支援局および国連食糧農業機関（FAO）の協力を得てセミナーを開催するものです。
- 本セミナーには、国連事務局活動支援局から三井清弘調達部チーフ及び北上美香ベンダーアウトリーチ・チーフ並びに国連食糧農業機関（FAO）から荻田素宏調達部チーフが参加し、各機関における調達に参入するために必要な情報や調達ニーズ等に関する説明が行われる他、個別相談の機会を設ける予定です。
[参考]国連調達
- 国連は途上国支援等のため物品・サービスを各国企業から購入しており、国連システム（39機関）の調達規模は約199億ドル（2019年）。調達対象は医療品・避妊具・ワクチン、輸送・保管・郵便サービス、食料・飲料、管理・事務サービス、ビル・メンテナンスサービス、エンジニアリング・調査サービス、医療機器等、多岐にわたる。日本企業の国連調達への参入は、上記調達額の約0.67％に相当する約1.33億ドル（世界第39位）。
- 外務省は日本企業の参入を促進するため、国連調達部門等の参加を得て、平成27年（2015年）から国連ビジネス・セミナーを累計7回開催してきている。