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(バイデン米国大統領との電話会談について)

 先ほど、バイデン大統領と電話会談を行いました。就任をお祝いし、日米同盟を更に一層強化していくことで一致いたしました。また、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて緊密に連携していく、このことでも一致しました。
 また、コロナ対策や気候変動問題を含む、こうした国際社会共通の問題について、緊密に協力していこうということでも一致しました。さらに、日米安保条約5条の尖閣(せんかく)諸島への適用、また日米豪印の更なる協力、拉致問題の早期解決に向けた協力、北朝鮮の非核化に向けた連携、こういった点についてもしっかりと連携していくことで一致いたしました。
 大統領当選後に続く2回目の会談でありましたが、前回以上にじっくりと、また実質のやり取りができたと思っています。今後もこうした電話のやり取りをしながら、しっかり同盟関係を強化しようということでも一致しております。
 バイデン大統領との個人的関係も深めつつ、日米同盟の強化に向けてしっかり取り組んでいきたいと思いますし、大変良い会談であったと思っています。
 また、私の訪米については、コロナの感染状況を見つつ、可能な限り早い時期で調整していこうということになりました。
 なお今回は東京オリンピック・パラリンピックに関するやり取りはありませんでした。

(訪米の時期について)

 コロナの感染状況を見極めながらというふうに思っています。