鹿児島県における高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内30例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

環境省・新着情報

令和3年1月25日

自然環境

鹿児島県における高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内30例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

鹿児島県薩摩川内市における死亡野鳥からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内30例目）を受けて、鹿児島県が令和３年１月21日（木）から23日（土）の３日間、現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

１．調査期間
令和３年１月21日（木）～23日（土）（計３日間）
２．調査結果
鹿児島県薩摩川内市における死亡野鳥１羽（マガモ）からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内30例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等６か所において、鹿児島県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

（参考）野鳥緊急調査で確認された鳥類（鹿児島県薩摩川内市）

検査優先種※	種数	種類
検査優先種１	１種	キンクロハジロ
検査優先種２	２種	マガモ、スズガモ
検査優先種３	６種	カルガモ、カワウ、アオサギ、ウミネコ、セグロカモメ、トビ
合計	９種

検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（別紙参照）。

３．今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。

【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）
添付資料

（別紙）検査優先種 [PDF 80 KB]

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