2021年1月26日
需給一体型の再生可能エネルギー活用モデルをはじめとした分散型エネルギーシステムを促進するため、関係するプレイヤー間の共創の場として、令和元年度に引き続き、「令和2年度分散型エネルギープラットフォーム」を開催します。
1.背景
経済産業省資源エネルギー庁及び環境省は、近年の電力の需給構造に関する変化の流れ、具体的には、①太陽光発電コストの急激な低下、②デジタル技術の発展、③エネルギーシステム改革の進展、④再生可能エネルギーを求める需要家とこれに応える動き(RE100、SDGs等)、⑤多発する自然災害を踏まえた電力供給システムの強靱化(レジリエンス向上)の要請、⑥再エネを活用した地域経済の活性化等への注目等を背景として、分散型エネルギーモデルに関する新たなビジネスの創出に向けて、関係する多様なプレイヤーが一堂に会し、取組事例の共有や課題についての議論等を通して互いに共創する場として、分散型エネルギープラットフォームを開催しています。
令和元年度に開催した分散型エネルギープラットフォームでは、分散型エネルギーモデルに関する最新の事例を紹介すると共に、190企業・団体、240名以上の参加者の皆様に、分散型エネルギーモデル普及に向けた課題等について、分野を超えて議論する場を提供しました。
加えて足下では、令和2年10月、菅内閣総理大臣が2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。
再生可能エネルギーを含む分散型エネルギーモデルの重要性は、今後益々高まると考えられます。
2.令和2年度分散型エネルギープラットフォームの概要
令和2年度は、昨年度の結果や御意見等も踏まえながら、2月上旬に、キックオフシンポジウムを開催のうえ、2月から3月にかけて、テーマを絞った意見交換会を開催します。
なお、この取組は、平成31年4月12日に経済産業省が環境省と共同で発足した、「地域循環共生圏の形成と分散型エネルギーシステムの構築に向けた連携チーム」の活動の一つです。
3.令和2年度分散型エネルギープラットフォームの詳細
(1)登録について
令和2年度分散型エネルギープラットフォームの取組に御関心の皆さまは、下記の登録フォームより御登録ください。
御登録頂きました皆様に、令和2年度のキックオフシンポジウム及び意見交換会の御案内に加え、今後の取組に関するお知らせ等を発信します。
登録期限:令和3年2月4日(木曜日)17時00分
登録対象者:分散型エネルギーに関連する企業、団体、自治体、学識者 等
(2) キックオフシンポジウムについて
令和3年2月上旬に動画配信を予定しております。
上記参加を頂いた皆様に、配信リンク等の詳細を御案内します。
<予定プログラム>
1.開会挨拶
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 課長 小笠原 靖
2.分散型エネルギープラットフォームの今後の進め方
3.有識者ビデオメッセージ
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 高村 ゆかり様
早稲田大学 理工学術院 教授 /
スマート社会技術融合研究機構 機構長 林 泰弘様
4.令和2年度の意見交換会テーマ紹介
5.意見交換会テーマ関連講演
- テーマ1
株式会社関電工 常務執行役員 戦略技術開発本部
戦略事業ユニット長 野本 健司様 - テーマ2
熊本市 環境局 環境推進部 環境政策課
温暖化・エネルギー対策室 主幹 山口 岳史様 - テーマ3
再エネ100宣言 RE Action事務局 金子 貴代様
6.閉会挨拶
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギーシステム課 課長 白井 俊行
(3)オンラインでの意見交換会について
令和3年2月から3月にかけて、オンライン会議ツールを活用して、意見交換会を実施します。各意見交換会の詳細は、上記登録を頂いた皆様に御案内します。
関連リンク
担当
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギーシステム課長 白井
電話:03-3501-1511(内線 4558~4559)
03-3580-2492(直通)
03-3501-1365(FAX)