令和3年1月15日
農林水産省

山形県は、同県鶴岡市の養豚農場で発生した豚熱(国内60例目)に関し、1月16日(土曜日)午前0時(1月15日(金曜日)24時)をもって、移動制限区域(発生農場の半径3km以内の区域)及び搬出制限区域(発生農場の半径3kmから10kmまでの区域)を解除します。
なお、本件は山形県においてもプレスリリースを行っております。

1.経緯及び今後の予定

(1)令和2年12月25日(金曜日)、山形県は、同県鶴岡市の養豚農場において国内60例目となる豚熱が発生したことを受け、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限区域(発生農場の半径3km以内の区域)及び搬出制限区域(発生農場の半径3kmから10kmまでの区域)を設定しました。
(2)令和2年12月29日(火曜日)までに、上記の農場で飼養されている豚の殺処分並びにその死体の埋却、汚染物品の処理及び畜舎の消毒を完了し、当該農場における防疫措置を完了しました。
(3)今般、山形県は、当該区域において全ての飼養豚でワクチン接種が完了したことから、豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針に基づき1月16日(土曜日)午前0時(1月15日(金曜日)24時)をもって、60例目の移動制限区域及び搬出制限区域を解除します。

2.その他

(1)豚熱は、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。食品安全委員会の見解によれば、仮に豚熱にかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
(参考)食品安全委員会ホームページ
https://www.fsc.go.jp/sonota/csf/(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。  

3.参考

令和2年12月25日付けプレスリリース「山形県における豚熱の確認及び「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」の開催について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/201225_2.html

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:星野、下平
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292
FAX番号:03-5512-2293