第8回中小企業協力に関する日露会合を開催しました

2020年12月18日

経済産業省は、ロシア連邦経済発展省と12月16日（水曜日）にテレビ会議形式にて「第8回中小企業協力に関する日露会合」を開催しました。今回の会合では、日露両国による官民合同対話に加えて、過年度の会合に引き続き日露の中小企業等の交流・商談会を開催しました。今後とも、こうした交流を通じて、日露両国間のビジネス進展が期待されます。

1．官民合同対話

奈須野中小企業庁次長と、ダダヤン経済発展省投資政策局長が参加し、日露両国政府により、新型コロナウイルス（COVID-19）感染症が拡大する中での中小企業支援政策について紹介しました。次いで、地方自治体及び支援機関（日本側：北海道、静岡県、鳥取県、（独）日本貿易振興機構、（独）中小企業基盤整備機構　ロシア側：ノヴゴロド州、中小企業発展公社）からそれぞれの中小企業支援策や、日露の地域間交流について紹介し、また日露双方の民間企業からも相手国でのビジネスについてそれぞれ紹介した後、意見交換を行いました。

2．中小企業等の交流・商談会

同会合の併催イベントとして12月17日（水曜日）、18日（木曜日）の2日間にわたり、（独）日本貿易振興機構、ロシア中小企業発展公社及びノヴゴロド州発展公社の主催・共催により、日露の中小企業等（日本側18社、露側17社）による、交流・商談会がオンライン形式で開催されました。本交流・商談会では、事前の要望事項に基づき、個別の参加企業ごとにビジネス・マッチングを行いました。

参考：中小企業協力に関する日露会合について

2013年12月に経済産業省とロシア連邦経済発展省の間で合意された「中小企業に関する協力覚書」に基づき、中小企業支援策の共有や中小企業振興のための協力を推進するため、これまでに7回開催しています。（第1回は2014年3月東京、第2回は2014年12月ウリヤノフスク州、第3回は2015年6月東京、第4回は2016年8月ハバロフスク、第5回は2017年10月東京、第6回は2018年12月ハバロフスク、第7回は2019年12月4日札幌）