令和2年12月11日
農林水産省

~農林水産分野における日本・ベトナム両国間の協力強化に向けて~

令和 2 年 12 月 12 日(土曜日)15時00分より、第5回日越農業協力対話ハイレベル会合を開催する予定です。農林水産分野における両国の協力等について意見交換を行うため、我が国からは野上農林水産大臣が出席します。また、同日17時00分頃より官民フォーラムを開催し、両国政府・企業による意見交換等を行う予定です。
ハイレベル会合は、原則非公開ですが、冒頭挨拶と両大臣等による署名式・写真撮影についてはカメラ撮りが可能です(署名式は16時頃からの予定)。また、官民フォーラムは公開となります。

1.日越農業協力対話とは?

我が国とベトナムは、農林水産業分野での連携・協力の推進を目的とし、2014年3月、日越首脳会談において農業協力対話の開催に合意しました。また、2015年には、ベトナム農業の生産性向上や流通改善などを目的に、5年間の行動計画等を定めた日越農業協力中長期ビジョンを策定し、日越双方が連携・協力して取組を着実に実施したことにより、ベトナム農林水産業・食品産業の包括的発展に大きく貢献しました。
本ハイレベル会合では、次期日越農業協力中長期ビジョンへの署名をはじめ、我が国農林水産物・食品の輸出促進等の幅広い二国間案件について意見交換等を行う予定です。
また、同日に官民フォーラムを開催し、日越民間企業から取組等の発表及び両国官民での意見交換等を行う予定としています。

(署名予定の次期日越農業協力中長期ビジョンの内容)
今回大臣間で署名予定の次期日越農業協力中長期ビジョンでは、「優先的取組」として、農業関連インフラの整備、民間企業の投資促進、農業振興政策・戦略策定支援及び人材育成の3分野に重点的に取り組むこととしています。
また、「これまでの取組の深化」として、現行の中長期ビジョンにおけるモデル地域での取組を継続的に実施していくこととしており、例えば、ラムドン省では食品加工分野での協力、ハノイ・ホーチミン等の大都市近郊では、物流拠点に続くインフラ等の整備や農産物等の規格認証に関する協力などを進めていくこととしています。

(参考:次期中長期ビジョンにおけるモデル地域での取組事項)
参考:次期中長期ビジョンにおけるモデル地域での取組事項

2.官民フォーラムとは?

日本からベトナムへの投資促進や日越間のビジネスネットワークの形成を目的に、日越双方の民間企業等が参加する会合として、日越農業協力対話の開催に合わせて2014年6月に第1回フォーラムが開催されました。
5回目の開催となる今次フォーラムでは、日越の民間企業の取組等の発表・意見交換等を実施します。日本側からは、市岡製菓株式会社、徳島港湾荷役株式会社、日産スチール工業株式会社、国土防災技術株式会社、協和建設工業株式会社が参加し、各社の活動を発表予定です。

3.日時等

日時:令和2年12月12日(土曜日)
(1)第5回日越農業協力対話ハイレベル会合:15時00分~
(2)日越官民フォーラム:17時00分~
場所:ホテルグランドパレス  ゴールデンルーム
所在地:東京都千代田区飯田橋1丁目1-1

4.報道関係者の皆様へ

取材を希望される場合は、12月11日(金曜日)18時までに、<別添>取材申込用紙に必要事項を記載の上、以下の宛先までFAXにてご送信ください。
【FAX送付先】農林水産省国際部新興地域グループ
【FAX番号】03-3502-8083
なお、申込みを行っていない場合でも取材は可能ですが、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた会場設営等の観点から、報道関係者の人数を把握しておく必要があり、事前の取材申込みについて御協力をお願いいたします。当日はマスク着用の上、記者証を持参、腕章を着用し、現地の担当者の指示に従ってください。

5.別添資料

<別添>取材申込用紙(PDF : 52KB)

お問合せ先

大臣官房国際部新興地域グループ

担当者:北田、番浦、春山
代表:03-3502-8111(内線3472)
ダイヤルイン:03-3502-8087
FAX番号:03-3502-8083