~「長時間労働・過重労働」に関する相談が30件(18.5%)で最多~

 厚生労働省では、「過重労働解消キャンペーン」の一環として11月1日(日)に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果をまとめましたので公表します。
 今回の無料電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」には、合計で162件の相談が寄せられました。相談内容としては、以下の【相談結果の概要】のとおり、「長時間労働・過重労働」に関するものが30件(18.5%)と一番多く、次いで「賃金不払残業」が26件(16.0%)となりました。
 これらの相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められる事案については、相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、必要な対応を行っています。

【相談結果の概要】

相談件数  合計162件
■主な相談内容
  長時間労働・過重労働      30件(18.5%)
  賃金不払残業                    26件(16.0%)
  その他の賃金不払        18件(11.1%)
  その他の労働条件      18件(11.1%)

■相談者の属性
  労働者              106件(65.4%)
  労働者の家族               21件(12.9%)
  その他                18件(11.1%)
 
■主な事業場の業種
  製造業              21件(12.9%)
  その他の事業         19件(11.7%)
  商業                   16件(9.8%)  

(※ 「過重労働解消相談ダイヤル」では、次のような対応を行いました。
   ・相談者に労働基準法や関係法令の規定、解釈について説明
   ・相談者の意向も踏まえ、管轄の労働基準監督署や関係機関を紹介

■過重労働解消キャンペーン
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html

【労働条件に関する電話やメールでの相談窓口】
   都道府県労働局や労働基準監督署のほかに、以下の窓口でも労働条件に関する相談を受け付けています。
 
■労働条件相談ほっとライン (厚生労働省委託事業)
[電話番号] 0120-811(はい!)-610(労働) (無料)
[相談対応時間・曜日] 月~金17:00~22:00、土日・祝日9:00~21:00
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/lp/hotline/
 
■労働基準関係情報メール窓口
    長時間労働・過重労働や賃金不払残業など、労働基準法などの違反が疑われる事業場の情報をメールで受け付けています。お寄せいただいた情報は、関係する労働基準監督署・都道府県労働局において、立入調査対象の選定に活用するなど、業務の参考とさせていただきます。
 
[受付対象となる法律] 労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生法など
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/mail_madoguchi.html

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