2020年12月7日

12月4日(金曜日)夜、GPAI理事会がオンライン形式で開催され、長坂経済産業副大臣が参加しました。GPAI参加国の政府閣僚級が参加し、GPAIの今後の運営方針等について議論が行われました。

GPAI(AIに関するグローバルパートナーシップ(Global Partnership on AI))は、本年6月15日にG7を中心とした有志国で設立された、「人間中心」の考えに基づく責任あるAIの開発と使用に取り組む国際的なイニシアティブです。

今般、カナダとフランスの共同議長の下、政府閣僚級のGPAI理事会(オンライン形式)が設立後初めて開催され、長坂経済産業副大臣が参加しました。

本会合では、専門家により構成されるワーキンググループの活動報告が行われるとともに、今後の運営方針等について議論が行われました。
長坂副大臣からは、以下の点を発言しました。

  • あらゆる社会構造を変革するポテンシャルを有するAIの議論において、リスクへの適切な対応と、イノベーション創出の両立を意識することが重要。
  • 国家・政府だけでなく、イノベーションの中心的な担い手となる企業や、多様な価値観の担い手である個人が協力し、機動的かつ柔軟性を有する規制やガバナンスを実現する「ガバナンス・イノベーション」について検討してきた我が国の知見に基づき、関係省庁とも連携しながら、日本としてGPAIでの議論に貢献していくこと。

担当

商務情報政策局 総務課 国際室長 松本
担当者:泉、菅野

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