令和2年12月4日

 12月4日、第15回アジア・太平洋電気通信共同体(APT)総会において、APT事務局長選挙が行われ、我が国の近藤勝則(こんどう まさのり)氏が事務局長に当選しました。

  1. 今回の近藤勝則氏の当選は、同氏の優れた資質及びこれまでAPT事務局次長として積み重ねてきた実績に対するアジア・太平洋地域各国の高い評価の現れであると考えます。
  2. 我が国は今後とも、APTでの活動を通じ、アジア太平洋地域における日本の情報通信分野でのプレゼンス向上に向け、積極的に貢献していく考えです。

[参考1]アジア・太平洋電気通信共同体(APT:Asia-Pacific Telecommunity
 アジア太平洋地域における電気通信及び情報基盤の均衡した発展を目的として、情報通信分野の標準化、無線通信等の政策調整、国際電気通信連合(ITU)への提案、研修等を実施する地域機関。1979年に設立(本部:バンコク)。加盟国は38か国。

[参考2]2020年APT事務局長選挙

  • (1)3年に1回開催される総会において事務局長を選出。
  • (2)我が国は2019年12月に近藤勝則・現事務局次長(2期目)を次期事務局長候補に擁立。
  • (3)対抗馬はなく、事実上信任投票。総会出席加盟国(36か国)のうち、有効投票数の過半数の獲得が当選条件。
  • (4)選挙の結果、近藤勝則氏が35票を獲得し、当選した。
  • (5)今回選出された近藤事務局長の任期は、2021年2月9日から3年間。3選は禁止。