環境省・新着情報

令和2年11月26日

自然環境

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)について(国内希少野生動植物種の指定等)

今般、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(平成4年法律第75号。以下「種の保存法」という。)における国内希少野生動植物の指定等を行うため、種の保存法施行令の一部を改正する政令案を検討しています。 本件について、国民の皆様から広く御意見をお聞きするため、本日から令和2年12月2日(水)までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、御意見を募集します。

1.概要
 環境省では、種の保存法に基づいて、絶滅のおそれのある野生動植物種を「国内希少野生動植物種*1」に指定し、個体の捕獲、譲渡し等を原則禁止するとともに、必要に応じ生息地等保護区の指定や保護増殖事業を実施することにより、種の保存を図っています。
 今般、添付資料1の別紙1に示した39種について、新たに国内希少野生動植物種とし指定(このうち5種は特定第一種国内希少野生動植物種*2として指定)するとともに1種の学名変更を行う政令案を取りまとめました。
*1)国内希少野生動植物種
 我が国に生息・生育する絶滅のおそれのある野生動植物の種であって、政令で定めるもの。捕獲・採取、譲渡し等が原則禁止となる。現在、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ等356種の動植物を指定。
*2)特定第一種国内希少野生動植物種
 国内希少野生動植物種のうち、商業的に個体の繁殖をさせることができる等、一定の条件を満たすもの。現在、ハナシノブ、キタダケソウ等58種の植物が指定されている。
2.意見募集の対象
・絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令案(添付資料1参照)
3.意見募集要項
 改正内容について、広く国民の皆様の御意見を募集します。御意見のある方は、e-Gov(電子政府の総合窓口)、添付資料2「意見募集要項」(以下URL)に沿って、御提出ください。
 皆様からの御意見は国内希少野生動植物種の指定等に当たっての参考とさせていただきます。
 ただし、御意見に対しての個別の回答はいたしかねますのであらかじめ御了承ください。
 新たに国内希少野生動植物種に指定する種の概要等については、令和2年度希少野生動植物種専門家科学委員会資料(以下URL)を御参照ください。

○e-Govパブリックコメント実施ページ
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195200070&Mode=0
○令和2年度希少野生動植物種専門家科学委員会資料
https://www.env.go.jp/nature/kisho/kagaku/post_113.html

添付資料

(資料1)絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令案の概要 [PDF 129 KB]
(資料2)意見募集要項 [PDF 90 KB]

連絡先
環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室
代表 03-3581-3351
室長 山本 麻衣 (内線 6677)
室長補佐 岡島 一徳 (内線 6685)
担当 武藤 静 (内線 6687)
担当 杉山 昇司 (内線 7474)

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