令和2年11月26日

 11月26日、午後4時30分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、イーネ・マリーエ・エーリクセン・ソーライデ・ノルウェー王国外務大臣(H.E. Ms. Ine Marie Eriksen Søreide, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、基本的価値を共有する重要なパートナーであるノルウェーと、国際社会の諸課題について緊密に連携・協力していきたい旨述べました。
  2. 両大臣は、気候変動や海洋環境分野において協力を強化することで一致するとともに、エネルギーや医療等二国間経済関係の強化への期待を表明しました。
  3. 茂木大臣から、新型コロナ対策におけるワクチンの早期開発及び公平なアクセスの重要性に言及した上で、日本によるCOVAXファシリティに対する協力について説明しました。これに対し、ソーライデ大臣から、日本の国際機関を通じた支援に対する高い評価が示されました。
  4. さらに、両大臣は、ノルウェーが来年から国連安保理の非常任理事国となることも踏まえ、拉致問題を含む北朝鮮への対応等につき、一層緊密に連携していくことで一致しました。