令和2年11月25日
農林水産省

歴史まちづくり法第5条に基づき、令和2年3月24日付で津島市、同年6月24日付で棚倉町の歴史まちづくり計画を主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)が認定しました。
この度、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため延期しておりました認定式を開催する運びとなりましたのでお知らせします。

1.認定式

(1)日時
令和2年11月27日(金曜日)14:00~

(2)場所
小林国土交通大臣政務官室

(千代田区霞が関2-1-3中央合同庁舎3号館4階)
(3)取材
報道関係者に限り取材が可能です。希望される方は、次の国土交通省担当者までお申し込みください。
【取材申し込み先】
国土交通省都市局公園緑地・景観課景観・歴史文化環境整備室石川、中井
TEL:03(5253)8111(内線32983、32986)/03(5253)8954(直通)FAX:03-5253-1593

2.歴史まちづくりとは

全国各地には、城や神社仏閣とその周辺の町家や武家屋敷等から成る市街地と、祭礼行事、民俗芸能、昔ながらの生業等の人々の伝統的な営みや活動とが一体となって、地域の個性とも言える歴史的な情緒や風情を醸し出すまちが多くあります。
歴史まちづくり法では、これらを地域固有の資産として捉え、ハード・ソフト両面の取組により維持向上を図り、地域の活性化や歴史・伝統文化の保存・継承を支援しています。

3.各都市の歴史まちづくり計画の概要

愛知県津島市(認定日R2.3.24)

国指定の重要文化財「津島神社本殿・楼門(つしまじんじゃほんでん・ろうもん)」及びその周辺地域と、600年近く続く尾張津島天王祭(おわりつしまてんのうまつり)、津島駅西地区の山車祭(だしまつり)や石採祭(いしどりまつり)及び茶の湯文化が一体となって形成する、歴史的な風情を有する良好な市街地の環境の維持向上を図るため、津島駅西地区に所在する旧津島信用金庫本店等の歴史的建造物の保存・活用事業や、山車等が巡行する道路の美装化、地域の子供たちへの歴史・文化学習事業等を位置づけています。

福島県棚倉町(認定日R2.6.24)

第2代棚倉藩主丹羽長重(にわながしげ)が築城した「棚倉城」(たなぐらじょう)の城跡である国指定の史跡「棚倉城跡」(たなぐらじょうあと)、陸奥一宮(むついちのみや)である「馬場都々古別神社」(ばばつつこわけじんじゃ)及びその周辺地域と、 江戸時代から続く「棚倉秋まつり」や馬場都々古別神社に伝えられている神楽や例大祭等が一体となって形成する、歴史的な風情を有する良好な市街地の環境の維持向上を図るため、棚倉城跡周辺の道路整備事業や馬場都々古別神社門前地区の道路の美装化等を行う環境整備事業、伝統文化・技術を引き継ぐ職人及び担い手などの育成事業等を位置づけています。

認定された計画の詳細は、国土交通省ホームページにて紹介しています。
https://www.mlit.go.jp/toshi/rekimachi/toshi_history_tk_000010.html

お問合せ先

農村振興局農村政策部農村計画課

担当者:⼟地利⽤計画班 ⼩澤、加藤
代表:03-3502-8111(内線5534)
ダイヤルイン:03-3502-6004
FAX番号:03-3506-1934