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エレベーター等による駅のバリアフリー化が進捗
~令和元年度末 鉄軌道の移動等円滑化に関する実績の調査結果概要~

令和2年11月20日

鉄軌道における令和元年度末のバリアフリー化の主な実績は、1日当たりの平均利用者数が
3千人以上の鉄軌道駅において、エレベーター等による段差解消駅が対前年度比約1.4%増加
の3,288駅(91.8%)、鉄軌道車両が対前年度比約1.4%増加の39,287両(74.6%)となるなど、
進捗が図られています。

平成18年12月に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)が
施行されたことを受け、鉄軌道事業者による駅施設や車両の一層のバリアフリー化が求められて
いるところです。
こうした状況を踏まえ、この度、令和元年度末における鉄軌道駅や鉄軌道車両の移動等円滑化実
績等について調査を実施し、その結果概要をとりまとめました。
 

令和元年度末 鉄軌道駅や鉄軌道車両の主なバリアフリー化の進捗状況  ( )内は前年度比
 
【鉄軌道駅(1日当たりの平均利用者数が3千人以上の駅)】
○駅の段差解消                        91.8% ( 約1.4%増加 ) [別紙1]
○転落防止設備(ホームドア、点状ブロック等)   98.0% ( 約0.1%増加 ) [別紙2]
○視覚障害者用誘導ブロック                95.1% ( 約0.4%増加 ) [別紙2]
○障害者対応型トイレ                     88.5% ( 約1.7%増加 ) [別紙3]
○案内設備                            73.8% ( 約1.9%増加 ) [別紙4]
○障害者対応型券売機                    89.7% ( 約2.5%増加 ) [別紙4]
○拡幅改札口                          96.2% ( 約0.3%増加 ) [別紙4]
 
【車両】
○鉄軌道車両                          74.6% ( 約1.4%増加 ) [別紙5]
 
(参考)バリアフリー法の基本方針における整備目標
令和2年度までに、[1]1日当たりの平均利用者数が3千人以上である鉄軌道駅の原則全て、
[2]鉄軌道車両総数の約70%のバリアフリー化を進める。

なお、公共交通機関全体のバリアフリー整備状況は、総合政策局ホームページに掲載しています。
(URL:http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_mn_000003.html

 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)


お問い合わせ先

国土交通省鉄道局技術企画課 早川、吉田、猪木
TEL:03-5253-8111
(内線40744、40732) 直通 03-5253-8546 FAX:03-5253-1634

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