~ 愛知県で25種目330人の選手が技能を競い合い、11月15日に閉幕 ~

 厚生労働省所管の独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構は、愛知県協力のもと、障害のある方々が日ごろ培った技能を互いに競い合う「第40回全国障害者技能競技大会(アビリンピック※1)」を、11月13日(金)から15日(日)まで、愛知県常滑市で開催し、このたび入賞者を決定しました(「第58回技能五輪全国大会」と同時開催)。
 
第40回大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じた上で無観客(Web配信形式)で開催され、全国から330人の選手が参加して、来年5月に予定している国際大会※2の競技種目でもある「写真撮影」および「パソコン組立」を加えた全25種目で技能を競い合いました。最終日の15日には、成績発表が行われ、金賞15人、銀賞24人、銅賞37人、努力賞10人と厚生労働大臣賞15人の入賞が発表されました。
 
次回、第41回大会は、東京都での開催となります。
 
 
※1 アビリティー(ABILITY「能力」)とオリンピック(OLYMPICS)を合わせた造語。この大会は、障害
のある方々の職業能力の向上を図り、企業や一般の方が障害者への理解と認識を深めて、その雇用
の促進を図ることを目的に、昭和47年から毎年開催している(国際大会開催年を除く)。
※2 令和3年5月にロシア連邦において「第10回国際アビリンピック」を開催予定。
今大会は、第10回国際大会への派遣選手選考のための大会として位置付けている。

 
【別紙1】第40回全国障害者技能競技大会 金賞受賞及び厚生労働大臣賞受賞者一覧
【別紙2】第40回全国障害者技能競技大会 入賞者一覧(種目別)
【別紙3】第40回全国障害者技能競技大会 入賞者一覧(都道府県別)
 

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 ≪参考≫11月は「人材開発促進月間」です
 昭和45年11月に、アジアで初めての「技能五輪国際大会」が日本で行われたことを記念して、厚生労働省では、毎年11月を「人材開発促進月間」と定めています。月間中は、人材育成の推進を目指し、人材開発に関するさまざまな取組が全国で行われます。