環境省・新着情報

令和2年11月12日

大気環境

第13回アジアEST地域フォーラムの結果について

環境省は、アジア地域における環境的に持続可能な交通(Environmentally Sustainable Transport(EST))の実現に向けて、令和2年11 月10 日(火)~11 日(水)に、国際連合地域開発センター(UNCRD)等とともに、オンラインにて「第13 回アジアEST 地域フォーラム」を開催しました。第13 回フォーラムでは、各国のEST に関する政策の共有が行われると共に、EST のこれまでの取組に関する評価と意見交換が行われました。

第13 回フォーラムの概要及び主な結果は、次のとおりです。
【会議概要】■日程:令和2年11 月10 日(火)~11 日(水)■主催:日本国環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)、国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP) 、国際連合経済社会局(UNDESA)■参加者:アジア22 カ国の政府(環境・交通関係省庁等)の閣僚級等幹部、アジア諸国の自治体の首長等幹部、交通と環境分野に関する学識経験者等の専門家、国際機関関係者 他(※イラン、インド、インドネシア、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、中国、日本、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス、ロシア)
【主な結果】1.本フォーラムは『アジアの交通分野の流れと変革の必要性』をテーマに掲げ、アジア各国・各都市や、アジア開発銀行(ADB)・独立行政法人国際協力機構(JICA)等の国際機関からベストプラクティス等の発表がなされました。2.我が国からは、持続可能な交通に向けたアジア各国への支援の状況について、専門家による発表等を実施しました。また、新型コロナウイルスと気候変動という2つの危機の中、交通の分野において、従来の姿に戻るのではなく、より持続可能でレジリエントなものへと変革する再設計「Redesign」が不可欠であることを強調しました。

【参考】《アジアEST 地域フォーラムとは》アジア地域における環境的に持続可能な交通を目指し、国際連合地域開発センター(UNCRD)と連携してハイレベル政策対話を推進するもの・設立年 平成17 年・主な取組内容1 EST に関する各国の政策、先進事例等の情報共有、意見交換2 環境と交通分野の専門家、学識経験者からの助言、情報提供3 開発途上国のEST 国家戦略・アクションプランの策定支援及び国際協力機関の参画によるアクションプラン実現支援4 EST 推進に向けた地域及び国際間の行動・イニシアティブの連携の確立

関連情報

関連Webページ
国際連合地域開発センター(UNCRD)
第13 回アジアEST 地域フォーラム

連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8303
課長 小森 繁
課長補佐 福島 晶子
係長 日暮 智紀 (内線 6576)

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