2020年11月11日

11月10日に、米国・エネルギー省、欧州委員会と共同で、第10回日米欧三極クリティカルマテリアル会合がオンライン開催されました。
本会合では、政府関係者による日米欧のクリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等の取組、今後の課題等について情報交換を行い、今後もクリティカルマテリアルの安定確保等に向けて連携した取組を推進していくことを確認しました。

1.背景

日米欧三極クリティカルマテリアル会合は、2010年にクリティカルマテリアル(特にレアアース)の価格が高騰し始めたことなどにより、2011年から開始したものです。この会合は、日米欧三極協力の一環として、クリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等に係る情報交換を行うことを目的に1年に一度、開催しています。

2.結果概要

  1. 3つのセッションにおいて、クリティカルマテリアルに関する1)技術・材料開発など各国の取組状況、2)今後の本会合のあり方、3)再生可能エネルギー等の最近の国際的な動向等について、議論・情報交換を行いました。

  2. 本会合にはオブザーバーとして豪州及びカナダも参加し、クリティカルマテリアルの供給不安に備えた国際協力の重要性が改めて認識され、今後もクリティカルマテリアルの安定確保等に向けて連携した取組を推進していくことを確認しました。

  3. 次回の会合は、来年(2021年)日本にて開催される予定です。

担当

  • 製造産業局 金属課 金属技術室長 大竹
    担当者:橋森、藤原、岸

    電話:03-3501-1511(内線 3681)
    03-3501-1794(直通)
    03‐3501-0195(FAX)

  • 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課長 小林
    担当者:濱田、淺野

    電話:03-3501-1511(内線 4701)
    03-3501-9981(直通)
    03-3580-8440(FAX)