梶山経済産業大臣がアブダビ国際石油展示会・会議（ADIPEC）で基調講演を行いました

2020年11月10日

11月9日（月曜日）、梶山経済産業大臣は、アブダビ国際石油展示会・会議（ADIPEC）において基調講演を行いました。

梶山大臣は、マズルーイUAEエネルギー・インフラ大臣からの招待を受け、9から12日の日程でバーチャル開催されているADIPECにおいて、基調講演を行いました。
基調講演では、梶山大臣から、菅総理が所信表明演説で宣言した2050年カーボン・ニュートラルの実現という我が国の方針を紹介し、今後アジアを中心にエネルギー需要が拡大していく中で、我が国は途上国における化石燃料のクリーンな利用を支援していくこと、また、気候変動、エネルギーの安定供給確保及び持続的な経済成長を実現する「責任あるエネルギー政策」を我が国のみならず、途上国にも展開していくことを表明しました。

（参考）アブダビ国際石油展示会・会議（ADIPEC）

ADIPEC（Abu Dhabi International Petroleum Exhibition and Conference）は、1984年から開催されている、石油・ガス業界における世界最大級の展示会及び会議。
世界135カ国から2,000以上の企業・団体が参加し、来場者数は約10万人以上（昨年実績）。
本年のADIPECは、新型コロナウイルスの影響を受け、11月にバーチャルで開催。このうち、梶山大臣も基調講演を行うバーチャル会議は9日から12日に開催。
本年のバーチャル会議には、ジャーベルUAE産業・先端技術大臣兼アブダビ国営石油（ADNOC）CEO、アブドルアジーズ・サウジアラビア・エネルギー大臣、イスマーイール・イラク石油大臣等の主要産油国の閣僚が多数出席。
バーチャル展示会には、「宇宙」をテーマとして「日本パビリオン」が出展しているほか、その他の我が国企業も出展。

ADIPEC2020ホームページ