令和2年11月9日

 11月9日、日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第7陣64名が訪日しました。明後日11日にも167名入国予定で、計231名の入国(看護師候補者38名、介護福祉士候補者193名)となります。

  1. 候補者は、訪日前に12か月間の日本語研修を修了し日本語能力試験のN3以上を取得しているか、又はN2以上を自主的に取得しており、日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約を締結しています。
  2. 候補者は、入国後、約2か月半の日本語等研修を受講した後、国家試験の合格を目指し、令和3年1月中旬から全国の受入れ病院・介護施設で就労・研修を開始します(看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間滞在)。ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ、日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり、両国関係の発展に資することが期待されます。
[参考1]ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の入国数、国家試験合格者数
 平成26年度入国の第1陣から第6陣まで、計1,109名(看護師候補者142名、介護福祉士候補者967名)が入国。うち、平成26年度から令和元年度の看護師国家試験で計89名が合格、平成29年度から令和元年度の介護福祉士国家試験で計320名が合格。
[参考2]日本語能力試験N3レベルについて
 日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準。
[参考3]国家試験受験について
 看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日越交換公文の定める滞在期間中、看護師は最大3回、介護福祉士は滞在4年目に1回、国家試験を受験。