財務省・新着情報

 11月6日(金)、ASEM財務大臣会合がテレビ会議形式で開催され、我が国からは中西財務副大臣が出席されました。
 今次財務大臣会合ではホスト国バングラデシュのカマル財務大臣が議長を務めました。「新型コロナウイルスへの対応:強固で、持続可能で、包摂的かつ均衡のとれた経済回復」というテーマの下、各国大臣らは新型コロナウイルスへの対応について率直な意見交換を行い、アジア―欧州間の効果的なパートナーシップの強化の重要性を再確認しました。

中西財務副大臣は、

  • 経済対策パッケージに支えられ日本経済に改善の兆しが見えてきている一方、この危機を改革への好機とするべきこと
  • 新型コロナウイルスへの対応として、特許プールを含め、ワクチン・薬の開発・製造・普及の促進やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進が重要であること
  • 途上国の債務問題に関して、G20による債務支払猶予イニシアティブ(DSSI)の実施に加え、「DSSI後の債務措置に係る共通枠組」の早期合意が重要であり、また債務透明性の向上に向けて取り組む必要があること
  • 2019年日本議長下のG20大阪サミットで承認された「質の高いインフラ投資に関するG20原則」の実践が重要であること

等について述べられました。

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