令和2年11月6日
農林水産省

農林水産省は、令和2年11月6日(金曜日)、オランダの一部区域からの生きた家きん等の一時輸入停止措置を講じました。

1.経緯

オランダのヘルダーラント州(province of Gelderland)に位置する肉用種鶏農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の発生が確認されたことから、令和2年10月30日付けでオランダからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を講じたところです。
今般、同州に位置する採卵鶏農場において、新たに高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の発生が確認された旨、オランダ家畜衛生当局から情報提供がありました。

2.対応

オランダ家畜衛生当局からの情報提供を受け、本病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和2年11月6日(金曜日)、今般の発生に伴い新たに設定された制限区域が及んだオランダの一部地域(※1)からの家きんの初生ひな及び種卵並びに液卵の輸入を一時停止しました。

(※1) オランダ家畜衛生当局が定める家畜衛生単位20区域のうち、第10番の区域

(※2) 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)オランダからの家きん肉等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
生きた家きんのひな(羽) 35,773 0 53,685
(日本の総輸入量) (402,169) (514,381) (467,051)
家きんの肉等(トン) 0 0 0
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,092,970)
家きんの卵(トン) 2,545 2,356 3,426
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,843)

出典:財務省「貿易統計」

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:沖田、坂本
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385