令和2年11月4日(水)

 今朝の閣議におきまして,法務省案件はございませんでした。
 続いて,私から1件御報告がございます。
 10月30日,新型コロナウイルス感染症対策本部が開催され,上陸拒否の対象地域の追加及び解除等の措置が決定されました。
 まず,政府においては,感染者数等を総合的に考慮し,国内への感染者の流入を防止する観点から,11月1日から,感染状況が悪化している2か国を対象地域に追加することといたしました。
 他方で,政府は,同日から,感染状況が落ち着いている9つの国・地域について,上陸拒否の対象地域の指定を解除することといたしました。これは,本年2月に上陸拒否の対象地域を指定して以来,初めて,一部の国・地域について,指定を解除するものであります。
 これにより,国際的な人の往来が活発化していくものと期待されます。
 法務省としては,引き続き,国内への感染者の流入防止のための水際対策に万全を期しつつ,国際的な人の往来の再開との両立を図ってまいる所存です。
  
※暫定的に,冒頭発言を掲載します。質疑については,おって追記します。
(以上)