~外国人留学生の国内企業への就職・定着を早期からサポート~

 厚生労働省は、上智大学とハローワーク新宿が、全国で初となる外国人留学生の就職支援に関する連携協定を締結し、その調印式を11月5日(木)に開催するのでお知らせします。
 
 日本における大学などの外国人留学生は、65%が日本国内の就職を希望しているにもかかわらず、実際の国内就職率は35%に止まっています(参考1)。その原因として、「日本の就職活動の仕組みがわからない」という、日本特有の就職活動への情報不足が上位の課題に挙げられており、「留学生用就職情報の充実」の必要性が指摘されています(参考2)。
 
 そのため、厚生労働省は、この官学連携協定により外国人留学生を留学早期からその後の就職・定着まで一貫してサポートすることで、日本の経済活力と潜在成長力を高めることが期待できる高度人材の「卵」とも言うべき外国人留学生の国内就職促進を目指します。
 
 厚生労働省は、今後も協定の締結などを進め、外国人留学生の国内就職促進に取り組んでいきます。
 
■連携協定「調印式」の開催概要
1 日 時:令和2年11月5日(木)11時00分~12時00分
2 場 所:上智大学 四谷キャンパス 2号館17階 国際会議場
      (住所:東京都千代田区紀尾井町7-1)
3 出席者:上智大学学長、ハローワーク新宿所長
 
 ※調印式終了後に取材対応を行います。
 
 
 調印式当日の取材は、別添の留意事項をご確認の上、お申し込みください。

 ●協定のポイント
【ハローワークの役割】

 ・留学間もない時期からの就職に関する情報提供のための講師派遣
 ・インターンシップ、企業説明会、就職面接会などの情報提供
 ・既卒者への支援、就職後の職場定着に関する支援

【大学の役割】
 ・学内留学生へのハローワークの支援内容の情報提供
 ・ハローワークが実施する支援内容への参加実績の把握、評価など
 ・大学キャリアセンターにおけるハローワーク支援内容も踏まえた個別相談
 
(添付資料)
 ・参考1 外国人留学生の国内就職の現状
 ・参考2 外国人留学生の就職に関する課題
 ・別添1 大学とハローワークの連携協定の締結(イメージ図)
 ・別添2 協定の締結によるメリット
 ・報道関係者取材登録票
 

取材をご希望するメディアの皆さまへ
 取材に当たっては、現地の職員の指示に従うほか、次の留意事項の遵守をお願いします。これらを守れない場合は、取材をお断りすることがあります。
 また、取材を希望する場合は、あらかじめ別添の「報道関係者取材登録票」に必要事項を記載の上、11月4日(水)12:00(正午) までに厚生労働省職業安定局外国人雇用対策課(kobayashi-yoshiharu@mhlw.go.jp)宛てにメールにてご登録をお願いします。
 なお、当日は、調印式終了後にプレス向けの取材対応を予定しています。
 
(留意事項)
 1 取材ができる場所に制限がありますので、職員の指示に従ってください。
 2 撮影は、スペースに配慮の上実施いただくようお願いします。
 3 撮影は、学生など利用者の個人が特定されることのないよう、お願いします。
   (学生の顔については撮影不可。声についても収録後消去もしくは編集すること。)
 4 学生のプライバシーに配慮ください。また、学生に対する取材はご遠慮ください。
 5 その他
 (1)カメラ位置などについては、職員の指示に従ってください。
 (2)会場内で生じたトラブルなどについては、各社の責任で対応をお願いします。
 (3)腕章などプレス関係者であることを明示するものの着用をお願いします。
 (4)上記にかかわらず、職員の指示があった場合には、これに従ってください。
 (5)会場に駐車場のご用意はありません。公共交通機関をご利用いただくか、近隣の駐車場をご利用ください。