(令和2年10月27日(火)10:58~11:03 於)復興庁6階記者会見室)

 

1.発言要旨
  冒頭発言なし

2.質疑応答
(問)昨日から臨時国会が始まりまして、菅首相の所信表明演説が行われました。その中で首相は、帰還困難区域全域の避難指示解除や復興の加速化に向けて決意は示されましたが、具体的な施策や目標については触れられていませんでした。こちらの所信表明について、大臣はどのように受けとめていらっしゃいますか。
(答)全体で9の項目の中の7番目に一つの項目を作りまして、東日本大震災からの復興、災害対策として話されたわけですけれども、その中に全てが凝縮されているのではないかなと思います。
  「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし」、「被災者の皆さんの心に寄り添いながら、一層のスピード感を持って復興再生に取り組みます」と、最後にこういう言葉で締め括っていますけど、この言葉の中に全て含まれているんじゃないかなと。今後、問題がいろいろありますけれども、それらは全てこの言葉に私は含まれていると、そのように理解しています。
(問)先ほど官邸でもお伺いしたんですけれども、今日、閣議の後に総理の執務室に入られて総理と面会されていたかと思いますけれども、改めてどんな話をされたのかということをお伺いしたいです。
(答)総理とは、先ほども申し上げましたけれども、就任して私も1カ月以上たちまして、それで被災地の状況について総理に報告させていただきました。あわせて総理からは、「現場主義を徹底して、被災地のさらなる復興に努めてほしい」と、そういった言葉がございました。
(問)先週、三陸鉄道の今年度の決算見通しというのが発表されまして、過去最大の6億円の赤字になる見通しだということが発表されたんですけれども、被災地復興の象徴の鉄道なんですけれども、やはり新型コロナの影響も色濃く出ていると。これもまた被災地の現状を示しているのかなと思います。大臣の受けとめと、今後の支援策等、考えているのであればお聞かせください。
(答)三陸鉄道がそれだけ大きな負債を抱えているというのは今、初めて聞かせていただきました。
  いずれにしましても、被災地のいろんな生業(なりわい)、いろんな事業者が元気になってもらわないと被災地の復興というのは成り立たないわけなんで、いずれにしましても、今のお話については、事実関係をもう1回よくお聞きして、その上で、もしできることがあれば考えていきたいと思いますけれども。新型コロナ対策の問題については、政府全体の支援策で三陸鉄道の事業促進というのを今、図るようになっているそうです。そういったことも含めて、事実関係をもう1回よく調べてみたいと思います。

 

                                                                                                                                                                                            (以  上)
 
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